思ったことを気ままに

6/1 アンダーライブに行ってきた話

一週間前に行われた

乃木坂46、23枚目シングル「Sing out」発売記念アンダーライブ

in横浜アリーナ

に参戦してきました!

 

感想諸々のブログさっそく参りましょう

 

目次

 

2度目の表題曲なし

まず、今回のセットリストがこちら

影ナレ 樋口日奈中田花奈和田まあや

M0 OVERTURE
M1 滑走路(センター:寺田蘭世)
M2 その女(センター:寺田蘭世)
M3 ブランコ(センター:寺田蘭世)
M4 シークレットグラフィティ(センター:樋口日奈)
M5 春のメロディー(センター:中田花奈)

 

MC


M6 自惚れビーチ(花道)
M7 13日の金曜日(センター:斉藤優里)

ユニットコーナー
M8 Against(和田、中村、山崎)
M9 釣り堀(純奈、かりん)
M10 心のモノローグ(中田、吉田、寺田)
M11 2度目のキスから(佐々木、優里 樋口、向井)

 

MC

M12 アンダー(センター:寺田蘭世)
M13 あの日 僕は咄嗟に嘘をついた(センター:中田花奈)
M14 ここにいる理由(センター:樋口日奈)
M15 嫉妬の権利(センター:山崎怜奈)
M16 日常(センター:寺田蘭世)
M17 狼に口笛を(センター:和田まあや)

MC

M18 転がった鐘を鳴らせ(花道・トロッコ
M19 ハウス!(花道)
M20 扇風機(センター:中村麗乃)
M21 ダンケシェーン(センター:樋口日奈)
M22. 涙がまだ悲しみだった頃(センター:伊藤かりん)

MC 

23 誰よりそばにいたい(センター:樋口日奈)

EN1 生まれたままで(センター:寺田蘭世)
EN2 ロマンスのスタート(花道・トロッコ)
EN3 左胸の勇気(センター:樋口日奈)

MC

EN4 泣いたっていいじゃないか(センター:伊藤かりん)

MC

EN5 乃木坂の詩(センター:寺田蘭世)

WEN1 僕だけの光(花道)

 

セットリストを見ていただければ分かりますが、今回のライブではシングルの表題曲は1曲も歌われませんでした。この表題曲なしで行われたライブは2度目。1度目は2017年12月のアンダーライブ~近畿・四国シリーズ~。

ちなみに、この時のセットリストはこちらからどうぞ

https://www.livefans.jp/events/885824

 

近畿・四国シリーズのアンダーライブまでは、アンダーという場所で活動している意味やその覚悟、そこから選抜になるためのステップアップという位置づけの方が強いのかなと感じています。特に座長となるセンターがフィーチャーされ、爪痕を残したメンバーは選抜へと進んでいくことが多くなっていきました。

 

個人的にはこの1度目の表題曲なしライブからアンダーライブは少しずつ変化をしてきているのではないかなと思っています。

そう思うのは、18枚目シングルに収録されている「アンダー」という楽曲の存在です。

この楽曲の歌詞には、選抜メンバーになれないアンダーメンバーの苦悩や葛藤、誇りが表されています。まさにアンダーに対する一つの答えが提示されています。

ある意味この楽曲で「アンダーとは何か」を完結させてしまう楽曲です。

この曲がある以上、また違った形をアンダーライブで見せていくことが筋なのかなと感じていますし、現に新しい形になりつつあります。

また、表題曲なしを後押ししてくれたのはアンダー楽曲が豊富になったことですね。

シングルもユニットもなしにアンダー楽曲だけでライブができる楽曲数まで増えました。ユニット楽曲も含めれば100曲以上。セットリストの幅もかなり広がります。

実際に表題曲の披露はコーナー中の一曲など、かなり限定的になってきています。

 

ノンストップライブ、全員センター企画、表題曲なし

アンダーライブでしかできない形がこれからも増えていくのが楽しみで仕方ありません。

 

しっかりとしたテーマやコンセプトがあってそれに沿った楽曲がうまく並べられた時に初めて神セトリと呼ばれる。乃木坂全体とアンダーを比べた時に神セトリが多いのは断然アンダーだ。

 

 

さて、前置きが少々長くなりましたが、今回のセットリストに戻って振り返っていきましょう。

 

 

 

シンプルめな構成

冒頭3曲は今回座長となった寺田蘭世がセンターの楽曲3曲。

途中には、「ダンス」「歌」「セクシー」「可愛い」のテーマに合わせた楽曲を1~3期がバランスよく振り分けられたメンバー構成となって披露するユニットコーナー。

「歌」テーマの楽曲、メンバー、ハモり

どれも毎回楽しみになっています。今回は伊藤かりん伊藤純奈のデュエットで披露されたのが「釣り堀」。2人が涙を流しながらの綺麗なハモりの歌唱に客席からは盛大なる拍手が。

そして、前半戦を締めくくるのはTHE・アンダーライブ楽曲コーナー。

後半戦は乃木坂全体で披露されることも多いライブで定番の楽曲達のコーナー。

横浜アリーナの箱の特性を活かしトロッコなどスタンドでもかなりの至近距離でメンバーを見ることができました。

個人的にもスタンド最後尾で見ていたので、近くにメンバーが来た時にはとてもはしゃいでいました(笑)

 

アンコールでは、今回が一応最後(2日後にさゆりんご軍団として選抜ライブに出演)となった伊藤かりんの卒業ライブにふさわしい、「泣いたっていいじゃないか」。加入前から推しの高山一実のセンター楽曲をチョイス。

本当は一緒に歌いたかったんだろうな~…

 

てな感じで約2時間半のライブが終わりました。

 

前回のアンダーライブの後半では北野日奈子がダンスが苦手で、それを乗り越えたいということで怒涛のダンスナンバーノンストップコーナーという大目玉があったものの、今回は表題曲なしではありますが、全体を通してかなりシンプルにまとめたんじゃないかなと思います。

 

他より安くこの満足度。断然お得。

アンダー舐めちゃダメだよ。

 

12人のメンバー

今回のライブの参加メンバーは意外にも史上最弱アンダーと呼ばれた17枚目シングル「インフルエンサー」時の人数と同じ人数になっていました。

実際には「滑走路」歌唱メンバーは10人。

乃木坂全体で卒業するメンバーが多くなる中でちょっぴり寂しさが。

ただ以前の時よりメンバーの個がしっかりとあり、さほど弱小感は感じません。現に横アリ埋められるんですから。

 

では、ここから12人一人一人の感想を

 

寺田蘭世

今回の座長。本人が1番の素が出せたライブができたと言うように、アンコールの冒頭では「プチョヘンザ」で会場を煽るなど、変に力まずにパフォーマンスしていた印象があります。

特に印象的だったのが「日常」

冒頭の髪かき上げ2連発。本来のセンター北野日奈子の時は覚悟が力強さに表れていたけど、蘭世だとまた違った良さが。眼差しの鋭さや一瞬の画力はおそらくどのメンバーにもない強さだと思います。

ただダンスパフォーマンスを静と動を分けた時、蘭世は乃木坂のメンバーの中では静の部類。5月31日のMステでは代打で出演していましたが、このまま静のままだとダメかなと。パフォーマンス力を上げることが選抜に返り咲くための鍵になるかもしれないです。

 

樋口日奈

今回、舞台と重なりリハがそう多く取れなかったそう。それでも安定したパフォーマンス。

こういうメンバーがアンダーにいるのは正直心強いです。ただ、アンダーに居続けるのも心苦しい。非常に難しい立ち位置です。

「シークレットグラフィティー」でバチっとコールが決まるのがアンダーライブ。ファンの層も違ってくるものですね。

 

中村麗乃

前回のアンダーライブと比べてかなり伸びたメンバーの1人だと思ってます。ここまで成長しているとは!嬉しい衝撃です。舞台を経験して一皮剥けてきましたね。

フロントが多くなったのもありますが、「against」では和田まあや山崎怜奈のも引きを取らないダンスのキレ。背丈もある分いい目立ち方ができています。

 

山崎怜奈

圧倒的なパフォーマンスを見せる中田花奈とシンメ。シンメのパートナーはれなちが最善かなと。そう思えるのはパフォーマンスがしっかりしているから。

「嫉妬の権利」はセンターを務め上げました。2期の中では思い入れがある1曲。かなり気合入ってました。曲の最後に本人がホッとした表情を見せていたのが印象的でした。

 

中田花奈

今回からメインで回すMCが多くなってきました。「乃木坂の詩」前のMCでは大号泣。本人は我慢していたそうでしたが、見事決壊。

パフォーマンスはトップクラスを誇るメンバーがアンダーにいるのは不思議なものですが、メンバーとしっかりコミュニケーションが取れるメンバー思いが強い1人。今後も後輩に継承していく大事な1人になっていくのかなと思います。

 

伊藤純奈

「釣り堀」のハモりを任されるほど、歌が上手いメンバーの主力。もし次があるとするなら、どのメンバーと組むか楽しみです。

要所要所でフロントを務めたり、以前と比べてだいぶ目立つようになりました。ただ、スイカのメンバーが相次いで卒業。少し卒業がちらつきそうですが、個人的には正念場に差し掛かっていると思います。

 

吉田綾乃クリスティー

本人の性格的に少しふわっとしているので可愛い系がしっくりくるのかなと自覚もしていると思います。ただ可愛い系もいいけど、歳相応の大人の色気もっと出してもいいんじゃないかなと思います。

現に「心のモノローグ」ではセクシーユニットに挑戦。可愛いも出来て、色気も出せるギャップが作れるのは本人にとって強みになります。

 

和田まあや

完全に「狼に口笛を」をものにしました。あの煽りは評判がいいです。自分の勝負曲を持てるのは凄くいいことです。

また伊藤かりんのスピーチを一番端で落ち着いて聞いている姿にアンダラの隊長として縁の下の力持ちになってるなって感じました。

1期としてアンダーを長く支えてきたメンバーがこういう立ち位置でできるのはみんなに愛されるまあやだからこそできるんだろうと思います。本当に頼もしい。

 

佐々木琴子

完全に省エネダンスと呼ばれてしまいますが、しっかり振りは忠実にこなします。足を引っ張っているわけではないので、これはこれで本人の良さなのかなと。

「2度目のキス」では乃木坂の生粋の美人顔がウインクでヲタクを悩殺しにきました(笑)あれはズルいです(笑)

苦楽を共にしてきた伊藤かりんが卒業となってMCで涙を浮かべる姿も。

 

向井葉月

個人的には今回はあまりいいパフォーマンスが出来ていなかったのかなと思います。大きいミスも目立ちました。少し空回りというか。現に3期生の大半は選抜に入っていて多少の焦りはあると思います。

ただ、思いっきりパフォーマンスしている姿は本人の汗と共にしっかり見えています。

ここは経験がものを言います。パフォーマンスが洗練されてくると思うと楽しみです。期待がある分頑張って欲しいですね。

 

斉藤優里

今回がラストアンダラ。

13日の金曜日」の間奏中に我慢していた涙が早々に決壊。ヲタク達はその表情を見て大合唱。胸が熱くなるワンシーンでした。

選抜とアンダーを行き来する苦労人。今回も「日常」の振りを覚え、1夜限りのパフォーマンスがあるのもまた特別でいいですね。

 

伊藤かりん

乃木坂ラストライブ。

最後のお手紙もそうだったけど、乃木坂の中で一歩引いてメンバーを立てることが出来る数少ないメンバー。凄く周りが見えている。この超有能を乃木坂が手放してしまうのは痛いです。

アンコールの「泣いたっていいじゃないか」も含めて湿っぽくならず爽やかな卒業ライブでした。

そして最後のダブルアンコール「僕だけの光」の本当に最後にかっこよくキメてました(笑)

今度は外の世界で自分が輝くために頑張ってほしいですね!

 

 

 

 

この辺で感想は終了!

ちょっと長めでしたがお読みいただきありがとうございました!